リヤーアクスルケース加工専用機 |製品紹介|山科精器株式会社

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リヤーアクスルケース加工専用機

リヤーアクスルケース加工専用機
鋼板溶接構造の小型リヤーアクスルケース(1tonトラック用)の加工機について説明します。
加工工程は2工程により構成されています。
第1工程:3方向NCフェーシング、ボーリング加工機
加工物中央のキャリヤー取り付け面のフェーシングとボーリング加工を行います。
加工物左右端のエンドフランジ面のフェーシング・外径及びアクスルシャフト用ベアリング穴のボーリング加工を行います。
第2工程:3方向ドリル、裏面取り加工機
加工物中央のキャリヤー取り付け面のドリル、裏面取り加工を行います。
加工物左右端のエンドフランジ面のドリル穴加工を行います。
3方向NCフェーシング、ボーリング加工機の特徴
1. 信頼性の高い自社製NCフェーシングヘッドによる高精度加工
ヘッドは剛性が高くバランサー内蔵型です。
300型、400型、500型が標準化されていて、多くの納入実績があります。
高精度なベアリング取り付け穴加工に充分対応します。
2. 加工物のローディング、アンローディング、治具のクランプ、アンクランプは全て自動です。
薄い鋼板溶接構造でしかも形状的にバランスの良くない加工物ですが、山科精器は過去の多くの経験により、搬入・搬出、水平出し、センターリング治具クランプ時の歪の問題について完全に対応します。
3. 加工物の外部よりの搬入、機械間の搬送、機械より外部の搬出は、機械前面に配したローラータイプのモノレールを使用し、手動にて軽快に作業が出来ます。(自動搬入・排出タイプもあります。)
 3方向ドリル、裏面取り加工機の特徴
1. コンパクトな機械構成です。
3方向のヘッドは全て横型として機械の高さ寸法は最小限に押さえています。
中央部の加工ヘッドは自動交換方式で、交換用加工ヘッドはヘッドの進行方向と直角でかつ水平平面に配置されていますので、迅速なヘッド交換が出来、またヘッドの収納面積を極力コンパクトとしています。
2. 切粉処理に重点を置いた構成です。
加工物は搬入後キャリヤー取り付け面が90°テイルテイング、治具のクランプ、アンクランプは全て自動です。
業界 自動車業
ワーク名称 車軸部品(アクスルハウジング)
加工内容 複合加工(仕上げ穴繰り)、穴あけ・タップ・リーマ
機械構成 単体専用機
搬送形式 手動搬送、自動搬出
仕様 -
製造年月日 2004.09

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