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社内提案制度「さざんか」〜社員の“やりたい”を企業の成長へ〜

山科精器株式会社 社員提案制度 SAZANKA

山科精器は従業員一人ひとりの主体性と創造力が、企業成長の原動力になると考えています。
その一環として導入しているのが、社内提案制度 「さざんか(SAZANKA)」 です。

本制度は、日常業務の枠にとらわれず、山科精器の従業員が自由な発想でアイデアを提案できる仕組みであり、個々の挑戦心を尊重しながら、組織全体の活性化につなげることを目的としています。

従業員の「やりたい」をカタチにし、会社と社員がともに成長する文化を育む、大きな原動力となっています。

「さざんか」に込めた想い

山茶花(さざんか)の花言葉には、「困難に打ち勝つ」「ひたむきさ」という意味があります。

仲間と共に向上心を持ち、アイディアと努力で困難に立ち向かってほしい――。
そんな願いとともに、従業員一人ひとりの「やりたい」をカタチにつなげる仕組みを整えました。

「努力の分だけ花が咲く」
ロゴマークは、アイディアやひらめきの電球にさざんかの花びらを表現しています。

制度の目的

【1】従業員のモチベーション向上
【2】従業員満足度の向上
【3】求める社員像モデルの創出
【4】組織の活性化、生産性向上

これらを通じて、 従業員定着率向上や優秀な人材の確保はもちろん、主張と尊重が共存する、コミュニケーションが活発な職場文化の醸成といった相乗効果が生まれています。

制度の仕組み

提案されたアイディアは評価基準に基づき、計画書・報告書の内容、その効果、着想、努力などを採点し、賞を決定。賞に応じた報奨金が贈られます。

[対象者]役員、部長を除く山科精器グループの従業員と関係者
[条 件]複数人(チーム)でのエントリー


[実施方法]
①実施計画書の作成・提出
②部長会でのプレゼン(資料作成)
③〈承認後〉毎月のプロジェクト進捗報告
④プロジェクト完了後に実績と成果発表
⑤成果発表の点数により受賞内容が決定
⑥表 彰

アイディアが評価され、承認され、継続されることで社内の仕組みや文化となります。

個の尊重により自己肯定感がアップし、提案やグループで協力することによる社会人基礎力の育成、どんな意見を出してもOKな風土より心理的安全性が確立されます。

やりたいことに挑戦できる仕組みが、山科精器の理念のである人間尊重経営へと繋がっています。

実績

2022年4月から運用され、これまでに数多くのアイデアが寄せられました。
実際に事業や職場環境の改善、会社の活性化へ結びついています。

● キッチンカープロジェクト

「山奥の会社でもランチに美味しいものが食べたい!」

山科精器株式会社 キッチンカープロジェクト

月に1回、キッチンカーを誘致し、食堂メニューのマンネリ化を解消。社員のリフレッシュやコミュニケーションのきっかけとなりました。
SNSでリクルート生へ周知することより、採用活動における企業イメージの向上にも繋がります。

● 私服プロジェクト

「美しい所作につなげたい!」

山科精器株式会社 私服プロジェクト

多様性に対応し、制服による役割の固定化をなくすことを目指して、私服プロジェクトが始まりました。
従来の事務服は廃盤になるのが早く、在庫の管理や保管場所の確保や気温や体調に応じた体温調整が難しい場面も多く、このような問題も同時に解消することができました。
誰もが働きやすくなる環境はもちろん、意識的に対人マナーの向上(対応品質)や美しい所作にも繋がります。

● ソナエルプロジェクト

「急に生理になっても安心して働きたい!」

山科精器株式会社 SonarLプロジェクト

生理用品も職場の備品とし、構内全ての女性トイレに「生理用ナプキン」をトイレ内に設置しました。
もしものときに「備える」+Sonar L=女性の心を察知するプロジェクトとして、働きやすい環境づくりをサポートします。女性特有の健康問題に取り組むことで女性活躍推進やプレゼンティズムの緩和へと繋がります。

・Sonar = 音波を使って物体を検知する装置
・L = Ladyの頭文字

● バーコードリーダー入力による部品手配りストの自動作成支援ソフトの作成及び効率的な運用プロジェクト

「複雑で不便な部品手配を改善したい!」

山科精器株式会社 部品手配の業務効率化

電気在庫の部品手配リストをバーコード読み取りにより自動的に作成、電子化にて手配依頼するシステム作成、効率的な運用の仕組みへ変更しました。手書きの誤記や手入力による打ち間違いが100%なくなり、誤発注を防ぐことができています。
1件につき50分かかる業務が5分へと大幅改善され、業務全体の工数削減を実現。PCに不慣れでも部品の手配リストを作成することができるため、脱属人化にも繋がっています。

● はこプロジェクト

「お客様の会社に届ける箱も品質の一部!」

山科精器株式会社 はこプロジェクト

製品を包む梱包資材は、お客様と山科精器を繋ぐ重要なツールです。
梱包資材は、客先ですぐ処分されるから「なんでもいい」という考えを一新し、yasecブランドを世界中に発信する拡販ツールとして見直しを行いました。
社員一人ひとりがyasecブランドを意識し、顧客対応の質を向上させることが当社の発展やインナーブランディングへと繋がります。

● HDMIプロジェクト

「会議中にケーブルを挿し直す必要をなくし、複数台のパソコン画面を入れ代わり立ち代わり外部モニターに出力したい!」

山科精器株式会社 HDMIプロジェクト

Web会議に必要な各機材のケーブルが乱雑になっており、見た目も悪い状態になっていました。そこで、パソコンからモニターへ繋ぐHDMI端子をワイヤレス化することにより、乱雑になっていたケーブルが少なくなりました。複数人の会議でもケーブルを差し替える手間なく、ワンクリックで接続可能な環境へ。
誰もが共有できることでスムーズな会議進行になり、業務改善へと繋がります。

人的資本経営とのつながり

社内提案制度「さざんか(SAZANKA)」は、人的資本経営の中でも重要な仕組みの1つです。
社員が自分のアイデアを提案することで主体性ややりがいが高まり、組織の創造力やイノベーションを生み出します。

互いの意見を尊重する文化も育まれ、社員の成長や定着につながることで、一人ひとりの主体性が企業の持続的な成長を支えています。

今後の展望

今後も社員同士の学びや交流を促すことで、制度を通じた成長の輪を広げていきたいと考えています。社員一人ひとりの挑戦を大切にしながら、会社と社員がともに成長できる環境を目指してまいります。

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