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山科精器で働く 社員の声《Vol.01》

山科精器株式会社 入社4年目の社員インタビュー

山科精器株式会社では、働く社員を何より大切にし、社員一人ひとりのスキル向上やキャリア形成を支える環境づくりを展開しています。
今回は同じ時期に入社した2名に、仕事への想いや働く環境について聞きました。

エナジーソリューション 設計課
R.A(2022年入社)

出身校 :摂南大学 理工学部 機械工学科
仕事内容:熱交換器の設計業務


Q1. 現在の仕事内容を教えてください

入社1年目はエナジーソリューション 製造課で研修を受け、2年目から設計課へ配属となりました。

1年目は、復水器(ドレンクーラー)や熱交換器(舶用・プラント)について学び、主に舶用のエンジン・ボイラ周辺に置かれる熱交換器を製作していました。
2年目以降は、設計課で舶用の熱交換器に使用する部品の手配やCADを用いて図面作成を行っています。熱工学や流体力学などの大学で学んだ内容を活かして、仕事をしています。

その他にも、会社の委員会として月1回「YASEC NEWS」と呼ばれる社内報をチームで作成しています。若手社員が中心となって、会社の情報を発信しています。


Q2. 山科精器に決めた理由は?

山科精器に決めた理由は3つあります。

1つ目は、事業の幅広さです。
山科精器は4つの事業を軸としており、どの事業も魅力的だと感じました。仮に1つの事業が停滞しても、他の事業で会社全体を支えられる安定性があると思いました。

2つ目は、熱交換器が自分の専攻と合っていたことです。
学生時代は流体力学を学んでおり、その知識を活かせる業界を中心に就職活動をしていました。山科精器であれば、自分の学びを活かして仕事ができると感じました。

3つ目は、工場見学で感じた会社の雰囲気です。
どんなに優れた製品でも、それを作るのは“人”です。工場見学を通して社員の方々の温かい雰囲気に触れ、この環境で働きたいと強く思いました。


Q3. 会社の雰囲気・環境について教えてください

エナジーソリューションには、相手を理解しようとする人がとても多いと感じます。20代から60代までの幅広い世代に加え、さまざまな国籍の方も働いています。話し合いを通してお互いを理解しようとする雰囲気があり、私はその環境をとても心地よく感じています。

環境面で嬉しい点は、家賃補助がほぼ全額支給されることです。最近は新社屋が完成し、シャワールームも増えました。私はバイクで通勤することがあるのですが、ヘルメットで髪が崩れてしまうこともあります。出社後に髪を整えられる環境があるのは、とてもありがたいです。


Q4. 仕事をするうえで心がけていることはありますか?

午前中は自分で考えて進める業務に集中し、最大限に集中力を発揮するようにしています。午後は打ち合わせや業務の確認を通して、自分の考えをアウトプットすることを意識しています。

また、製造現場では熱交換器などの製品はもちろん、他の人の作業を見ることもあります。設計段階では問題なく見えても、実際に製造工程に入ると作業しづらくなることがあります。製造現場から得られることも多く、次回の改善点となり、業務効率や生産性の向上にも繋がります。


Q5. 今後挑戦したいことやキャリアの目標を教えてください

今後は既存製品だけでなく、新しい製品を生み出して世に送り出したいと考えています。
現在は既存製品の設計が業務の大半を占めていますが、将来的にはその割合を少しでも減らし、新製品にも挑戦していきたいと思っています。まずは既存製品の改良を通して経験を積み、着実に成長していきたいです。

ファクトリーソリューション 製造一課
R.Y(2022年入社)

出身校 :中部大学 工学部機械工学科
仕事内容:工作機械の組立


Q1. 現在の仕事内容

1年目はメディカル事業部の設計課(現在のヘルスケアソリューション 設計課)に所属しました。工学部卒だったこともありまずはメディカルについての勉強から始まり、後半には新規開発案件のスタートアップを任せられ、先輩たちに大いに助けられながらではあるものの責任感ある仕事を行うことができました。

2年目から現在までは、構造や設計の知識を深めるため弊社の主力事業であるFA製造課に所属し組立を行っています。先輩社員の技術を学びながら組立・調整作業を行っています。
最近はメイン担当も任されるようになり、大きな機械の各部精度を保ちながら最終的にお客様に満足していただける結果を出すことの難しさを痛感しています。


Q2. 山科精器に決めた理由は?

就職活動中に医療機器メーカーを探していた中で、新規開発を主に行っているという事や上市までのプロセスを身をもって体験できるということから選びました。工作機械で培った技術をもとに医療業界へ参入したという話や工学部を卒業されている先輩方が多かったのも溶け込みやすいのかなと感じました。


Q3. 会社の雰囲気・環境について教えてください

上司や先輩ともコミュニケーションがとりやすく技術も惜しみなく教えてくれるので自分を成長させたい方にはいい雰囲気かなと思ってます。入社してから環境が全く違う2部署に在籍しましたがどちらも同じ印象です。特にファクトリーソリューションでは、基本的に専用工作機械なので組立の内容が全く違うところをメンバーで協力して組み上げていくので世代を超えた交流があります。


Q4. 仕事をするうえで心がけていること

心がけていることの1つに「どんな仕事でも自分の考えを持つこと」があります。
理由としては、組立作業では図面を見ながら組み立てますが、考えを持ちながら作業に当たることで「なんでこの機構にしたんだろう」という疑問を持てたり、以前組立てた機構の一部分が組み込まれていたりするのを発見できたりします。機構を理解していくことで今後の自分の成長につながると考えているからです。

2つ目に「理解して組み立てる」ということです。
製造課では組立作業だけでなく、以前に先輩方が出荷した機械のOHや点検作業をすることもあります。図面はあれど実際には見たことない機械が多いので目にしたときに困らないよう普段から図面の理解度を高め理解してから組み立てることを目標にしてます。


Q5. 今後挑戦したいことやキャリアの目標を教えてください

今後は製造課での経験を活かして設計業務に挑戦したいなと考えてます。
長期的には前職も含めた経験を活かしてヘルスケアソリューションの仕事をしたいなと考えてます。
個人的にはまだ技術的な部分が足りないと思ってるので、少しずつ成長を重ねて目標にたどり着けるように努力していきたいです。

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